巻き爪矯正とは?
- 2019.12.16
このページでは
当院で行っている
巻き爪の矯正の
種類とその原理に
ついて
ご説明いたします
日本での
巻き爪の治療は
10年前まで主に
手術によるものが
主流でした
手術治療をすると
後々の後遺症などの
問題から、近年では
手術治療は
最後の手段
として残し
なるべく
爪を抜かないで
治す方法
すなわち
矯正治療という
方法が提唱され
日本にも
徐々に浸透して
きています
ただ
爪の矯正治療は
【1】ほとんど
保険適応外の治療に
なること
【2】一旦改善しても
再発すること
(手術治療でも再発しえます)
【3】全ての爪で
矯正治療が
上手くいくわけでは
ないということを
ご理解してください
当院で採用している
巻き爪矯正は
以下の3つです
患者さんが来院時に
手術治療を
望まなかった場合に
提案しております
①巻き爪矯正VHO法
当院で 最も
行っている
治療法です
爪の両脇に
形成したワイヤーを
かけて
ワイヤ同志を中央で
ループで結んで
引き上げる
方法となります
特徴としては
- 通院回数が少ない(3か月に1回)
- 爪の種類を選ばない(爪が短くても施術可能)
- 爪の幅が1㎝以上あればできる(小さい爪でも可能)
- 緩やかに爪の形を矯正するので綺麗に治りやすい
- 経過中に器具が外れても 器具を再利用しやすい
- マニキュアなどの使用が可能なため治療中の整容性に優れる
- 矯正力の加減を微調整できる
などが 上げられます
巻き爪矯正を
スタートする方には
当院では
まずVHO式を
推奨しています
②巻き爪マイスター
2019年に
リリースされた
新しい矯正器具です
安心の日本製
ヒルドイドで有名な
子会社が作った
矯正器具です
①が苦手とする
先端部の食い込みを
和らげる作用が
強い印象です
①を繰り返しても
治りにくい場合に
使用しています
ただし 以下の方には
向いていません
- 深爪の方
- 爪が柔らかい、脆い方
- 中等度以上の肉芽腫形成がある方
- 爪の幅が17㎜未満の場合
- 1カ月に1~2回程度の通院ができない方
- 爪の見た目を気にされる方
③炭酸ガスレーザーによる爪矯正
①②でも効果を十分
感じられない方に
行っています
有用な方法で
1回当たりのコストは
安いですが
以下のデメリットが
あります
- 局所麻酔が必要(かなり痛いですよ)
- 効果の持続は概ね3~6か月
(①②より再発までの期間は短い)
繰り返しの施術が必要になるかもしれない - 爪に焦げた跡がつくこと
肉芽腫の影響で
矯正が難しい場合
①~③すべての治療が
奏功しない場合には
手術治療も
行っています
その他 巷には
当院では
行っていない
色々な矯正法が
提唱されています
自分にあった
矯正法が見つかると
良いですね